近況:左手小指が腱鞘炎?…次の曲どうしよう?

私にとっての一大イベント「ホールでスタインウェイ ♪」も無事に終えて、さて今年も後半に入った。…というところで、ちょっと気になることが…。

スタインウェイで弾くために、4曲(以前やった曲)をまとめて練習していたせい?だと思うのだが、左手の小指がもしかするとプチ腱鞘炎かも知れないのだ。普段は(ピアノを弾くときも)何ともないが、ふとした拍子に小指の第3関節あたりに軽い痛みが走る。

さらに、右肩が凝っている、というか少し痛みがある。これはたぶん、うろ覚えの「暗譜」状態で無理やり弾いていたために、力んで肩が上がっていたのでは?と思っている。

いずれにしても「ラクに弾ける」正しい弾き方をもう一度やり直す必要がありそうだ。

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というような状態で、次にやる曲を考え始めているのだが、どうしようかと悩んでいる。

今年の目標で、今年は少し難易度の高い曲にチャレンジする、選曲もソナタなどの本格的な曲を中心にする、などと書いている。

一方、今回4曲を仕上げようという練習をして、これまで「自己満足」レベルでは弾けていると思っていたものが、実はほとんど弾けていないことに気がついてしまったのだ。

ホールでスタインウェイを弾くときの目標の一つに「コントロールしている感覚で弾く」と書いたのだが、そうするためには暗譜が完全というだけではなく、ちゃんと弾けていることが必要だと思ったのだ。まぁ、当たり前か…(^^;)。

で、例の?「難しいけど弾きたい曲をそこそこで弾く」か「やさしい曲をできるだけ完璧に弾く」か、という二択問題に直面している訳だ。

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といっても、ここ1ヶ月半ほどは次の曲などほとんど考えていなかったし、今すぐに弾きたい曲があるかというと、そういうわけでもない。今年初めにちょっといいかもと思ったプロコフィエフのソナタ第9番などは、今の状態ではチャレンジするのは無謀すぎる…。

少し基本的な練習ができるような曲がいいと思うのだが、そうすると、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンあたりになるのかもしれないし、この際「ソナチネ・アルバム」などもありかも知れない…。

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…というわけで、昨日あたりからいろいろ楽譜を見て、試し弾きなどしているのだが、なかなかこれといった候補曲にはまだ遭遇していない。

バッハは、昨年末に買った楽譜『バッハ=ケンプ ピアノのための10の編曲』(↓)を見たりしている。



ピアノ協奏曲第1番が気に入ったショスタコーヴィチも少し気になっている。とりあえずウチにあった『ショスタコービッチピアノ作品集』(全音)という曲集(主に子供向け?)で軽く弾いてみたが、この曲集の範囲では弾いてみたいと思う曲は見つからなかった。

あとは、モーツァルトやベートーヴェンのソナタをいくつか聴いてみたり、楽譜を見たりもしている。下記、参考記事。

【参考記事】
《ピアノソナタ難易度マップ!》
《モーツァルトのピアノ・ソナタ:難易度とチェック結果》
《ベートーヴェンのピアノ・ソナタ:チェック結果 ♪》

これまでのところ、やはりモーツァルトかベートーヴェンのソナタかな?などとは思っているのだが、もう少し時間をかけて考えてみるつもり…。







初スタインウェイの感想…幸せでした ♪

昨日は待ちに待った「ホールでスタインウェイ♪」の日だった。午前中2時間、最初の1時間はウチのカミさん、で後半の1時間を私…。

ステージには、スタインウェイのD-274(ドイツ製)とヤマハのCFⅢSAが並べて置かれていた。スタインウェイが客席側。で、椅子も、背もたれのついた普通のものと、リサイタルなどで見かけるベンチ式のものが置いてあった。私は迷わずベンチ式を選択。

最初にヤマハとスタインウェイとを軽く弾き比べてみて、もちろんスタインウェイを弾くことにした。…のだが、ヤマハもなかなかいい感じではあった。スタインウェイよりややタッチが重い感じだが、弾き心地・レスポンスはいい。音も伸びのあるまろやかな響きで嫌いではなかった。

というか、ピアノでこんなに違うんだということを肌身で感じた。コンクールでピアノ選びをするコンテスタントの気持ちも少し理解できるような気がした。

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いよいよ私の番が来て、スタインウェイの前に座った。いい気分だ ♪


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生まれて初めて、ホールのステージに置いてあるグランドピアノを弾くというので、少しは緊張するかと思ったのだが、そんなことはまったくなかった。まぁ、客席に誰もいないのだから当たり前かも知れないが…(^^;)。

練習不足ということも忘れて、気持ちよく弾くことができた。家で練習しているとき以上にミスや停止が多かったにも関わらず、なんだか上手くなったような気にさえなった。

その理由としては、やはり弾き心地の良さなんだろうと思う。鍵盤が軽めで反応がとても良く、出てくる音もなかなかいい。何より、自分のイメージした強弱やタッチがかなり近い感じで音になる。心なしか、装飾音符やトリルも上手になったような…。

…で、気がつくとあっという間に1時間が終わっていた。4曲でやはり(いつもの練習と同じ)1時間弱かかってしまった。プロの演奏では30分のはずなのだが。

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それから、演奏していて思ったこと。ピアニストがときどき上を見る仕草をするが、その気持ちが少し分かった。ホールだと音が上の方に向かって響く感じがして、その方向を見る、というかその方向に耳を傾けたくなることが確かにあるのだ。ちょっとだけ真似してみたが、すぐに次の音符が心配になってしまう…(^^;)。

ホールによっては、弾いている人に音があまり聴こえなかったりすることがあるようだが、そんなこともなかった。たしかに、家のせまい部屋で弾いているときより音が広がる感じなので、それが気持ちいいこともあり、ちょっと心もとない感じがすることもあった。まぁ、慣れだろうと思う。

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あと、実は鍵盤に手を下ろしてすぐ思ったのが、スタインウェイの黒鍵は幅がせまいのではないか?ということ。

カミさんは「そんなことはない」と言うのだが、黒鍵を弾くときの指の感触が違う。黒鍵から「正確に中心を弾いて!」と言われているような?(つまり細い)感じがした。それと、黒鍵に挟まれた部分の白鍵を弾くときに、余裕がある感じがしたのだ。

帰宅後ネットを見てみると、かなりの人がスタインウェイの黒鍵幅はせまい、あるいはせまく感じるというブログ記事などを書いている。

で、ある調律師の人のブログ記事にこういう写真(↓)があった。サイズのことは書いてないが、これを見ると幅が違うようにも見える。(手前がカーボナイト製で奥が黒檀製)

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仮にサイズは同じであっても、黒檀という質と表面や角の処理によってタッチの感触は違ってくるのではないかと思う。

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何はともあれ、充実した幸せな半日でした…(^^)♪

でも、私以上に楽しんでいたのはもしかするとカミさんだったかも知れない。終わった後のランチどきにも、「気持ちよかった♪(とくにバッハは…)」「弾きたいように弾ける(コントロールできる)」を繰り返していたのだから…。

私としては「スタインウェイの弾き心地を体験する、響きを楽しむ」という点では大満足であったが、もう少し曲をちゃんと仕上げておきたかった…という反省点は残る。

今回、この日に向けての練習でもいろいろ勉強になることもあったので、その反省などについてはまた日を改めて…ということにしたい。


【関連記事】

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《近況:スタインウェイで弾く曲を決める ♪》
《ついにスタインウェイが弾ける!♪しかもホールデビュー!??》







ホールにスタインウェイを弾きに行ってきま〜す ♪

今日はいよいよ「ホールでスタインウェイ♪」の日!

ピアノの発表会などでスタインウェイを弾いている人には何でもないのだろうけど、生まれて初めてスタインウェイのフルコンを、しかも市民ホールとはいえステージ上で弾く私にとっては、ちょっとしたイベントなのだ。年甲斐もなく胸踊る心境?かも…(^^)♪

(注:観客はいません、念のため…)

で、今日のブログはお休みするつもりだったのだが、昨日、今年はじめてミニトマトを6個!収穫したので、写真を載せたくなって…。


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ちなみに、このミニトマト、せまい庭に1本だけ苗を植えてそのまま放置しておいたのだが、なんだか異常に元気で私の背丈ほどに成長してしまった。最近では小さい緑のトマトがたくさんなっていて、これがぜんぶ色づくと…なんて思いながら毎日眺めている。

閑話休題。今日の「ホールでスタインウェイ」で、ちょっとだけ心残りなのは、曲がまったく仕上がってないこと。…なのだが、数日前の近況にも書いたように「スタインウェイの弾き心地を体験する、響きを楽しむ」ことを堪能したいと思っている。

いい「事後感想文」が書けるといいのだが…。


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ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番、本人の演奏がいい ♪

一昨日の記事《エマニュエル・アックス:ベートーヴェンのピアノ協奏曲に感動♪》でご紹介した「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のビデオサイト」にあった、ユジャ・ワンの弾くショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番を聴いた。

初めて聴く曲だったが実に面白かった。「良かった」というより「面白かった」という感想がピッタリの曲だ。

ユジャ・ワンのノリのよさ、もう一人のソリスト(トランペット)との喜劇のようなかけあいも絶妙。しかも、この難しい早いテンポの曲を、ユジャ・ワンは自分で譜めくりしながら(そう、楽譜を見て…)楽しそうに弾いている。

実は同じ演奏が YouTube にもあることは後で発見。
→♪ Yuja Wang Shostakovich 1st Piano Concerto

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で、どういう曲なのか調べていたら分かりやすい解説記事を見つけた。それによると、

「…中でも1番のコンチェルトは面白い。それもちゃらんぽらんのおふざけじゃない。ショスタコらしく『思いっきり真剣に』ふざけるわけです」「抱腹絶倒の協奏曲(褒め言葉です。もちろん。笑)」

…とのこと。Wikipedia にはこんな風に(↓)紹介されている。

「自作や他人の作品からの引用が全曲に散りばめられている」(冒頭のベートーヴェン『熱情ソナタ』等)
「作品全体をシニカルな性格が貫いており、『正しくない調性』への横滑り、特殊奏法の要求やアンバランスな音色による風変わりな楽器法、ロシア音楽に伝統的な歌謡性の否定とリズミカルな楽想への極端な依存によって、当て擦りのような印象がもたらされている」

なお、正式名称は「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲ハ短調」とのこと。

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そもそも、私自身ショスタコーヴィチはほとんど聴かないし(学生時代に交響曲を何曲かは聴いたかもしれない…)、ピアノ曲に至ってはまったく思いつかない。ピアノ曲の作曲家という印象はない。

でも、本人自身ピアニストを目指したこともあるヴィルトゥオーゾだったわけで、第1回ショパンコンクールに出場しているし、チャイコフスキーコンクールの組織委員会委員長にもなっている。

ショスタコーヴィチは、ショパンコンクールで優勝できなかったことに大きなショックを受けて、ピアニストの道を諦め作曲家になるのだが、諦めきれなかったようで自分の作品は演奏したようだ。音源も残っている(後述)。

気が向いたら、ピアノ・ソロ曲も聴いてみようかと思っている。

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ところで、前述の解説記事に、

「推薦CDは有名なアルゲリッチ、フェルバー盤」「作曲者とクリュイタンスによる盤が存在し、これがまた名盤との噂」

と書いてあった。アルゲリッチと聞いて「そりゃピッタリだろう」と思って、寝る前の遅い時間にも関わらず、すぐに YouTube を検索して聴いてみた(↓)。

Martha Argerich plays Shostakovich Concerto No. 1 (2010 )

で、関連動画にショスタコーヴィチ自身が弾いた音源("André Cluytens" とあるので、たぶん解説記事にあった「作曲者とクリュイタンスによる盤」と思われる)もあった(↓)ので、結果的には一晩で3人の演奏を聴き比べることになった…(^^)。

Shostakovich Plays Piano Concerto No 1 3D Sound

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聴き比べた感想としては、ユジャ・ワンはちょっと軽すぎるかもしれない。よく言えば軽妙洒脱。アルゲリッチは上手すぎるかもしれない。演奏の完成度は一番高いと思うのだが、難しい速いパッセージもきれいな音でどんどん弾けてしまうので、変な言い方だが「あまり外れない(はじけない?)」。トランペットもやや上品すぎる。

で、ちょうどいい感じ(バランス?)だと思ったのがショスタコーヴィチ本人の演奏だ。まぁ、自分の作品なので一番よく理解しているから?…でもないのだろうが、これを聴くと、ピアニストとしても大成したのではないかと思ってしまう。

ちなみに、この曲では第2のソリストであるトランペットがけっこう重要な役割を担っていると思われる。なので、曲名はやはり「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」とした方がいいのではないだろうか。

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おまけ。ユジャ・ワンの弾いたアンコール曲がよかった。スクリャービンの左手のために書かれた前奏曲(初めて聴いた)、これが実にきれいな曲(↓)だった。

Yuja Wang plays Scriabin prelude op.9 n.1 (for left hand alone)







近況:明後日「ホールでスタインウェイ♪」の日、だけど…

あと2日で「ホールでスタインウェイを弾いてみよう♪」の日がやってくる。目標設定までして(→①)、お遊びとはいえ「チラシ」まで作って(→②:配りませんけど…)、自分なりに気合い?を入れていたのだが…。

《近況:「試弾4曲」の練習課題・目標?》
《「ホールでスタインウェイを弾いてみよう♪」のプログラム(^^)!》

SteinwayWigmore.png

まぁ、残念ながら「近況報告」するほどの進捗もなく、相変わらず「弾けない!暗譜できない!」と悪戦苦闘中。たぶん、このまま当日を迎えることになるのでしょう…(^^;)。

軽く現状確認。

バッハ(フランス組曲4番のアルマンド)は、暗譜が一部できてないし、ミスも多い、という状況は変わらず。覚えることに気を取られて、単調な弾き方になっている気がする。

ベートーヴェン(ソナタ8番「悲愴」第2楽章)は、ほぼ暗譜はできたのだが、ときどき記憶喪失になる。これがプロのピアニストも恐れる「とんじゃう!」ってことか…、などと感心している場合ではないのだが。

でも、装飾音符もなんとかなりつつあるし、4曲のなかでは一番まとも。

シューベルト(3つのピアノ曲 第2番)は、つなぎ的な部分を含めて、2〜3カ所どうしても暗譜できないところがある…。全般的に弾けてないのは相変わらずだが、まぁ勢い?でなんとかするしかない。ちなみに、息が持たない?ので繰り返しはほとんど端折る(はしょる)ことにした。

ドビュッシー(ベルガマスク組曲プレリュード)は、昔練習したときは「自己満足度」が一番高かったのだけど、今回の練習では4曲中一番の「問題児」になってしまった。

前回(3年前)練習したときの「自己満足度」は、その時点の自分で思っていた実力レベルにしては「よく頑張った」というものでしかなかったことが、身にしみてわかった…(^^;)。

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ちなみに「目標」設定はこんな感じ(↓)だったのだが、このままで行くと一つも達成できそうもない。「コントロールして弾く」には、当然だが、十分に弾けるようになる必要がある。たぶん、暗譜も…。

① コントロールしている感覚で弾く
② 「装飾系」を確実に弾く
③ 止まらずに弾く

今回、これに限らず、たくさん反省点がありそうだ。初めての経験で、色々と感じることもあった。反省は終わってからゆっくりやるつもりだが、これまで「ある程度弾けた」と思っていたのは、自分が考えている以上にレベルが低かったのは確かである。

まぁ、今はとりあえず精一杯練習しようと思う。…で、当日は、元々の目的「ブランドピアノ(スタインウェイ等)の弾き心地を体験する、響きを楽しむ」ことに集中して弾きたいと思っている ♪


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《近況:スタインウェイで弾く曲を決める ♪》
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