モーツァルト:ピアノソナタK.570第1楽章アナリーゼ?

モーツァルトのピアノソナタ第17番 K.570 第1楽章を練習しているが、いまひとつ全体をつかみきれないでいる。分析(アナリーゼ)や解説している記事を探したが、PTNAの短い解説くらいしか見つからない。

なので、PTNAを参考にしながら我流で、かつ自分の練習のためのブロック分け(①〜⑦)も兼ねて、それ(アナリーゼ)らしいものをやってみた。

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ソナタ形式なので、全体は「提示部」「展開部」「再現部」「終結部」となっていて、第1主題と第2主題があるはず。ところが、この曲には「推移主題」という第3の主題がある、という解釈もあるようだ。通常は「推移部」と呼ばれるものかもしれない。

Wikipedia によると、「モーツァルトはこの移行部(推移部)にも新たな素材を導入し、一見主題が三つあるかのような提示部を書いていることも多い」とのこと。

ちなみに、ブルックナーの「3主題ソナタ形式」は有名らしい。
→✏️主題が3つ!!? ブルックナーのソナタ形式

で、この曲の「3つの主題」であるが、練習する立場からするとそれぞれ2つ(①+②など)に分けて考えた方がよさそうだ。各主題の後半に16音符のちょっと忙しいフレーズ(展開部みたい?)がついている。ここは「難所」となりそうな部分であるし、ここをどれだけ速く弾けるかで全体のテンポが決まりそうだ。

全体をまとめたものが下記の図。(図のあとに簡単な説明をつけた)


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第1主題はシンプルなもの。それだけに弾き方が迷うところ。スラーも2種類の解釈があるらしく点線で書いてある。注釈によると、最初の2小節と3小節目と2つのスラーにしたものもあるようだ。後半(②)のスタッカートのついた16分音符の入り方が難しい…。

推移主題は、3つの主題の中で実は一番(聴いていて)目立つメロディーかも知れない。展開部では第1主題は省かれているのに、この推移主題と第2主題が展開されている。

第2主題は、その前の2小節の左手(伴奏?)に第1主題が出てくるので一瞬まどわされるが、この連打から始まる特徴的なフレーズが第2主題。これは、展開部で思い切り出てくるのだが、左手に登場する箇所は間違いなく「難所」…(^^;)。

提示部には「コーダ」(⑦)が付いている。全体の「終結部」でも繰り返される。

展開部は、推移主題(③+④)と第2主題の前半(⑤)が展開される。ここの目まぐるしい転調で盛り上がる部分を、両手の掛け合いも含めてうまく弾けるかどうかがこの曲のポイントになるだろう。

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こうやって見ると、構成としては意外に?整然としている。各主題の後半にちょっと展開部っぽいフレーズが登場するのも共通しているし、再現部+終結部は提示部と同じ構成であることが分かる。

何となく弾きにくい箇所があちこちにあるな〜と思っていた「難所」の場所もある程度見えてきた。各主題の後半の速い部分、第2主題の「連打」、とくに展開部で連続したり左手に現れる部分など。

…で、今感じていること、思っていたより手強そうだな…(^^;)…ということ。モーツァルトは音符が少ない分、ごまかしが効かないのでなおさらだ…。まぁ、頑張るしかない!







ブゾーニのピアノ作品を聴いてみた♪その2

《ブゾーニのピアノ作品を聴いてみた♪その1》に続いて、その2である。ブゾーニ国際ピアノコンクール(8月22日〜)で課題曲(↓)となっているブゾーニ作品の残り5曲(黄色いマーカーをつけたもの)を聴いてみた。

①Elegies BV 249
②Sonatina (No. 1) BV 257
③Sonatina Seconda BV 259
④Sonatina “In diem nativitatis Christi MCMXVII” BV 274
⑤Toccata: Preludio, Fantasia, and Ciaccona, BV 287
⑥Indianisches Tagebuch (Indian Diary) (I), n.1-2-3-4 BV 267
⑦Preludes, Op. 37 BV 181
⑧Fantasie nach Johann Sebastian Bach BV 253
⑨10 Variationen über ein Präludium von Chopin (Klavierübung Teil 5) BV 213a


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演奏は一つを除いてジョフリー・ダグラス・マッジ(Geoffrey Douglas Madge、1941年〜)。ブゾーニのピアノ曲全集のCD(↓)を出したオーストラリア出身のピアニスト。

「Complete Piano Works」

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最初は③の「ソナチネ 第2番」。ちょっと「現代音楽」的で、あまり好きになれない。

Ferruccio Busoni: Sonatina seconda (Kind. 259) (1912)

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次に聴いたのが④の「キリスト生誕1917年の日のソナチネ」。演奏はジュゼッペ・マリオッティ(Giuseppe Mariotti、1961年〜)というイタリアのピアニスト。徳島文理大学音楽学部の学部長らしい。

Ferruccio Busoni Sonatina in Diem Nativitatis Christi MCMXVII

ブゾーニが1917年の12月に息子の Benvenuto のために書いた曲。8分ほどの短いソナチネだがなかなかいい感じだ。前回一番気に入ったのが⑧「J.S.バッハによる幻想曲」(↓)。

Ferruccio Busoni: Fantasia nach Johann Sebastian Bach (Kind. 253) (1904)

私のブゾーニに対する好みは、超絶技巧を前面に押し出した曲よりも、宗教的な題材の曲の方にあるのかも知れない。

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…と言いながらも、⑤の「トッカータ、小前奏曲-幻想曲-シャコンヌ」のような面白みのある曲は好きだ…(^^)。ちょっとつかみどころのないところもあるが…。

Ferruccio Busoni: Toccata (Kind. 287) (1920)

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⑥の「インディアン日誌第1巻」は副題に「アメリカ・インディアンの旋律による4つのピアノ練習曲」とついている。題材がちょっと変わっているせいか、面白いと思う。好みで言えば第2曲・第4曲あたり。

Ferruccio Busoni: Indianisches Tagebuch (Kind. 267) (1915)

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最後に聴いたのが⑨の「ショパンの前奏曲による10の変奏曲」である。なんだか超絶技巧を前面に押し出して、これでもか!と迫ってくる感じで、元のショパンの曲とはそぐわないような…。好みじゃない。

Ferruccio Busoni: Zehn Variationen über ein Präludium von Chopin, Op. 22 (Kind. 213a) (1922)

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…と、一通り聴いてみた感想としては、あまり知られていない(私が知らないだけ?)わりには、なかなかいい曲もあるという感じ。ただ、強く印象に残って、もう一度聴いてみたいと思うような曲はなかった。

ブゾーニ国際ピアノコンクール2017は8月22日からなので、まだちょっとあるが、どういう曲が選ばれてどういう風に弾かれるのかには興味が出てきた ♪







ブゾーニのピアノ作品を聴いてみた♪その1

ブゾーニ国際ピアノコンクールが8月にある。その中で、フェルチョ・ブゾーニ自身の作品が課題曲になっている。
《ブゾーニ国際ピアノコンクール2017は8月22日から ♪》

バッハ作品の編曲などしか聴いたことのないブゾーニなので、これを機会にブゾーニが作曲したピアノ作品も少し聴いてみようかと思った。

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課題曲になっているのは下記。YouTube で見つかったものを順次聴いてみるつもり。

ちなみに、ブゾーニの作品番号はあまり整理されてないらしく、一般的には BV(Busoni-Verzeichnis [Busoni Catalog])番号が使われる。いわゆる「カタログ番号」で、カタログを作った Kindermann にちなんで Kind. または K. と表記されることもあるようだ。

①Elegies BV 249
②Sonatina (No. 1) BV 257
③Sonatina Seconda BV 259
④Sonatina “In diem nativitatis Christi MCMXVII” BV 274
⑤Toccata: Preludio, Fantasia, and Ciaccona, BV 287
⑥Indianisches Tagebuch (Indian Diary) (I), n.1-2-3-4 BV 267
⑦Preludes, Op. 37 BV 181
⑧Fantasie nach Johann Sebastian Bach BV 253
⑨10 Variationen über ein Präludium von Chopin (Klavierübung Teil 5) BV 213a


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いくつかの音源を聴いて気がついたのだが、演奏はすべてジョフリー・ダグラス・マッジ(Geoffrey Douglas Madge、1941年〜)というオーストラリア出身のピアニストのものだ。

マッジは、現代音楽や未開のピアノ作品を積極的に録音しているという、私好みのピアニストのようだ。とくにブゾーニ作品については「少年期から壮年期にかけての名曲群を6枚組でリリースしたことで話題となった」とのこと。このCD(↓)と思われる。

「Complete Piano Works」

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さて、最初に聴いたのは⑦の「24の前奏曲」。

Ferruccio Busoni: 24 Préludes, op.37 (Kind. 181) (1880/1881) 1/2
Ferruccio Busoni: 24 Préludes, op.37 (Kind. 181) (1880/1881) 2/2

悪くはないがこれといって惹かれる曲もない。わりといいなと思ったのは、2番、7番、8番、24番くらいかな?

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次が①の「悲歌集」(エレジー)で、次の7曲からなる小品集だ。

1. 転機のあとに "Nach der Wendung"
2. イタリア風 "All'Italia"
3. わが魂は汝に望みを託す(コラール前奏曲)"Meine Seele bangt und hofft zu dir(Choralvorspiel)"
4. トゥーランドットの居間(間奏曲)"Turandots Frauengemach(Intermezzo)"
5. 夜のワルツ "Die Nachtlichen(Walzer)"
6. できごと(夜曲)"Erscheinung(Notturno)"
7. 子守歌 "Berceuse"

Ferruccio Busoni: Elegien. 7 neue klavierstücke (Kind. 249) (1907/1909)

第2曲の「イタリア風」がちょっと変わったナポリ風舟歌?で面白いかもしれない。第4曲の間奏曲は「グリーンスリーブス」が引用されたしゃれた曲。最後の3曲などもそれなりに面白いのだが、全体的に「どこかつかみどころのない感じ」を受ける。

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②の「ソナチネ第1番」は、その名前から、もしかして自分が弾く曲の候補にならないか?などと思いながら聴いてみたが、さすがブゾーニだけあって難しそうだ。曲の好みから言うと普通かな…。

Ferruccio Busoni: Sonatina (Kind. 257) (1910)

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ここまで聴いた中で一番気に入ったのが⑧の「J.S.バッハによる幻想曲」である。

Ferruccio Busoni: Fantasia nach Johann Sebastian Bach (Kind. 253) (1904)

下記のブログ記事によると「編曲というよりも『バッハの音楽(BWV766, BWV703)をモチーフに作曲されたピアノ曲』」だそうだ。「1909年、彼の父の死に際して3日間で書かれた曲」であるからか、胸を打つものがある。

✏️アムランの弾く「バッハによる幻想曲」

なお、この記事で一押しの「アムランの弾く…」演奏を YouTube で探したが見当たらず。「Composer-Pianists」というCDに収録されているとのこと。一度、聴いてみたいものだ。


今日のところは、ここまで。ちょっと疲れた…(^^;)。続きはそのうち…。







ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番、本人の演奏がいい ♪

一昨日の記事《エマニュエル・アックス:ベートーヴェンのピアノ協奏曲に感動♪》でご紹介した「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のビデオサイト」にあった、ユジャ・ワンの弾くショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番を聴いた。

初めて聴く曲だったが実に面白かった。「良かった」というより「面白かった」という感想がピッタリの曲だ。

ユジャ・ワンのノリのよさ、もう一人のソリスト(トランペット)との喜劇のようなかけあいも絶妙。しかも、この難しい早いテンポの曲を、ユジャ・ワンは自分で譜めくりしながら(そう、楽譜を見て…)楽しそうに弾いている。

実は同じ演奏が YouTube にもあることは後で発見。
→♪ Yuja Wang Shostakovich 1st Piano Concerto

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で、どういう曲なのか調べていたら分かりやすい解説記事を見つけた。それによると、

「…中でも1番のコンチェルトは面白い。それもちゃらんぽらんのおふざけじゃない。ショスタコらしく『思いっきり真剣に』ふざけるわけです」「抱腹絶倒の協奏曲(褒め言葉です。もちろん。笑)」

…とのこと。Wikipedia にはこんな風に(↓)紹介されている。

「自作や他人の作品からの引用が全曲に散りばめられている」(冒頭のベートーヴェン『熱情ソナタ』等)
「作品全体をシニカルな性格が貫いており、『正しくない調性』への横滑り、特殊奏法の要求やアンバランスな音色による風変わりな楽器法、ロシア音楽に伝統的な歌謡性の否定とリズミカルな楽想への極端な依存によって、当て擦りのような印象がもたらされている」

なお、正式名称は「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲ハ短調」とのこと。

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そもそも、私自身ショスタコーヴィチはほとんど聴かないし(学生時代に交響曲を何曲かは聴いたかもしれない…)、ピアノ曲に至ってはまったく思いつかない。ピアノ曲の作曲家という印象はない。

でも、本人自身ピアニストを目指したこともあるヴィルトゥオーゾだったわけで、第1回ショパンコンクールに出場しているし、チャイコフスキーコンクールの組織委員会委員長にもなっている。

ショスタコーヴィチは、ショパンコンクールで優勝できなかったことに大きなショックを受けて、ピアニストの道を諦め作曲家になるのだが、諦めきれなかったようで自分の作品は演奏したようだ。音源も残っている(後述)。

気が向いたら、ピアノ・ソロ曲も聴いてみようかと思っている。

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ところで、前述の解説記事に、

「推薦CDは有名なアルゲリッチ、フェルバー盤」「作曲者とクリュイタンスによる盤が存在し、これがまた名盤との噂」

と書いてあった。アルゲリッチと聞いて「そりゃピッタリだろう」と思って、寝る前の遅い時間にも関わらず、すぐに YouTube を検索して聴いてみた(↓)。

Martha Argerich plays Shostakovich Concerto No. 1 (2010 )

で、関連動画にショスタコーヴィチ自身が弾いた音源("André Cluytens" とあるので、たぶん解説記事にあった「作曲者とクリュイタンスによる盤」と思われる)もあった(↓)ので、結果的には一晩で3人の演奏を聴き比べることになった…(^^)。

Shostakovich Plays Piano Concerto No 1 3D Sound

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聴き比べた感想としては、ユジャ・ワンはちょっと軽すぎるかもしれない。よく言えば軽妙洒脱。アルゲリッチは上手すぎるかもしれない。演奏の完成度は一番高いと思うのだが、難しい速いパッセージもきれいな音でどんどん弾けてしまうので、変な言い方だが「あまり外れない(はじけない?)」。トランペットもやや上品すぎる。

で、ちょうどいい感じ(バランス?)だと思ったのがショスタコーヴィチ本人の演奏だ。まぁ、自分の作品なので一番よく理解しているから?…でもないのだろうが、これを聴くと、ピアニストとしても大成したのではないかと思ってしまう。

ちなみに、この曲では第2のソリストであるトランペットがけっこう重要な役割を担っていると思われる。なので、曲名はやはり「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」とした方がいいのではないだろうか。

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おまけ。ユジャ・ワンの弾いたアンコール曲がよかった。スクリャービンの左手のために書かれた前奏曲(初めて聴いた)、これが実にきれいな曲(↓)だった。

Yuja Wang plays Scriabin prelude op.9 n.1 (for left hand alone)







レスピーギのピアノ曲

先日、クラシック音楽館(NHK Eテレ)でレスピーギの「グレゴリオ風の協奏曲」(ヴァイオリン)を聴いた。これがなかなか良かったので、ピアノ曲(独奏曲)でいい曲がないか調べてみた。

レスピーギ(イタリア、1879 - 1936)といえば「ローマの〜」3部作くらいしか知らず、それもどんな曲だったかすぐには思い出せない…(^^;)。

この人は若い頃に古楽の勉強をしたようで、その影響で「グレゴリオ風の…」などを書いているようだ。それが、単なるイタリア風ではない面白さを醸し出しているのかも知れない。

ピアノ曲にも「ミクソリディア旋法のピアノ協奏曲」「グレゴリオ聖歌による3つのプレリュード」など、古楽の影響をうかがわせる曲名が見られる。

なお、曲名の後の「P.xxx」は(ページ番号ではなく…)ポティート・ペダッラという人による作品目録番号だ。


いくつかの曲を聴いてみたが、私の場合、これまでに聴いてきたピアノ曲となんとなく雰囲気が違っていてけっこう面白いのかな、と思った。なかにはとてもきれいな曲もあって、このあと自分でも弾けそうな曲がないか調べてみたいと思っている。

ほとんど初めて聴く曲ばかりなのだが、一つだけ聴き覚えのある曲があった。で、調べてみると全音のピアノピースにある「シチリアーナ」という曲(↓)だった。ピアノ名曲集みたいなのに載っていたのかもしれない。



曲の出だしはこんな感じ(↓)。なんか弾けそう…♪

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以下、『レスピーギ ピアノ曲集 1』という楽譜(↓)に載っている曲を中心に聴いてみた。




まず、先ほどの「シチリアーナ」を含んだ「リュートの為の古風な舞曲とアリア」の6曲。原曲はリュートと弦楽合奏という構成らしい。♪"Balletto"等は YouTube の音源。気に入ったのは「ガリアルダ」「イタリアーナ」「シチリアーナ」の3曲。

リュートの為の古風な舞曲とアリア
(Antiche danze ed arie per liute)
「小舞曲〈オルランド伯爵〉」♪"Balletto"
「ヴィッラネッラ」♪"Villanella"
「ガリアルダ」♪"Gagliarda"
「イタリアーナ」♪"Italiana"
「シチリアーナ」♪"Siciliana"
「パッサカリア」♪"Passacaglia"


「ピアノ・ソナタ ヘ短調」はあまり聴いたことない新鮮な感じが面白いが、今ひとつよく分からない。

Ottorino Respighi: Sonata per pianoforte in fa minore (P.16) (1897)


6つの小品(6 Pezzi)は下の2つの音源に収められている。「甘美なワルツ」「カノン」「ノクターン」「メヌエット」「練習曲」「間奏曲-セレナーデ」のうち、気に入ったのは「カノン」と「ノクターン」(伴奏パターンが面白い)。

Ottorino Respighi: 6 Pezzi per pianoforte (P.44) (1903) (1/2)
Ottorino Respighi: 6 Pezzi per pianoforte (P.44) (1903) (2/2)


聴いたなかで一番気に入ったのが「グレゴリオ聖歌による3つのプレリュード」。とくに第1曲・第3曲がいい。

Respighi - Tre preludi sopra melodie gregoriane (I)
Respighi - Tre preludi sopra melodie gregoriane (II)
Respighi - Tre preludi sopra melodie gregoriane (III)


ちなみに、2つのピアノ協奏曲(↓)も聴いてみたが、こちらはあまり好みではなかった。

ミクソリディア旋法のピアノ協奏曲
Ottorino Respighi: Concerto in modo misolidio, per pianoforte e orchestra, P. 145

ピアノ協奏曲 イ短調 P.40
Ottorino Respighi: Concerto per pianoforte e orchestra in La minore (P.40) (1902)


なお、関 孝弘というピアニストが、全音の楽譜と同じ内容でCD『レスピーギ:ピアノ曲集』を出している(↓)。





おまけ1:いろいろ聴いたあとで、こんな音源を見つけた。2時間13分の"Full Album"だそうだ。そのうち聴いてみよう…かな?

Respighi: Complete Solo Piano Music (Full Album)


おまけ2:全音から『レスピーギ ピアノ曲集 (2) 自筆譜に基づく校訂版』というのも出ている。

今回、途中でメゲてしまって、どんな曲か聴いていないが、「おまけ1」の"Full Album"に入っているかも知れない。参考までに「目次」をコピペしておく。

1アンダンテ ヘ長調
2アンダンテ ニ長調
3アレグロ
4レント
5前奏曲
6前奏曲(第2組曲より)
7交響的変奏曲
8スケルツォ
9組曲~ト長調
10組曲~ホ短調
11組曲~ヘ長調
12組曲~イ短調
13ピアノソナタ イ短調