「シーモアさんと、大人のための人生入門」名曲のような映画 ♪


先週の金曜日に、『シーモアさんと、大人のための人生入門』という映画を観に行った。

シーモアさんの語り口やピアノの美しい音などにウルっとしながら、あっという間の80分だった。ほっこりといい気分で帰途についた。

翌日、感想文を書こうと思ったのだが書けなかった。


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書くつもりになれば、頭の中にはいろんなことが浮かんで来る。

音楽と人生の関わりについて、50歳でピアニストを引退したシーモアさんの人生、ピアノのマスタークラスでの驚きやピアノの技術のこと、映画自体の素晴らしさ、シーモアさんの暖かい声と絶え間なく流れるピアノ曲の美しさ、などなど…。

でも、それをどれだけ書いても、この映画のことを伝えられそうな気がしなかったのだ。

音楽(演奏)の素晴らしさを言葉で伝えられないのと同じように、一つの音楽作品とも言えそうなこのドキュメンタリー映画は、一人ひとりが聴いて(いや、観て)感じてもらうしかない…と思う。



…ということで、この映画の内容紹介や感想は、ネット上にたくさんある情報のいくつかを紹介するだけにとどめようと思う。あとで知ったのだが、けっこう有名な映画だったようだ…。


『シーモアさんと、大人のための人生入門』
映画の公式サイト(アップリンク)

『シーモアさんと、おとなのための人生入門』イーサン・ホーク監督×87歳のピアノ教師、シーモア・バーンスタインの解くは人生の豊かさとは---
(映画祭・受賞履歴)
第39回トロント国際映画祭 観客賞ドキュメンタリー  
第50回全米映画批評家協会賞 ノンフィクション映画賞3位  
第41回テルライド映画祭正式出品
第52回ニューヨーク映画祭正式出品

今週末見るべき映画「シーモアさんと、大人のための人生入門」
(映画の中で流れるピアノ曲)
ブラームスの「間奏曲イ長調・作品118」、シューマンの「幻想曲第3楽章」…。シューベルトの「幻想曲・変イ長調・D899」。バッハの「パルティータ第6番」。ショパンの「ノクターント長調・作品37」、「マズルカ・ハ長調・作品24」、「子守歌」。ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第32番・第2楽章」、「6つのバガテル・作品126」。モーツァルトの「幻想曲ハ短調・K475」。

※こちらのサウンドトラックCD(の商品紹介)でも曲目が分かる(視聴可)。

NYFF52 An Evening with Ethan Hawke | Seymour Bernstein Performs
映画の中に出てくるブラームスの間奏曲(Op.118-2)@the 52nd New York Film Festival

シーモアさん本人の公式サイト
こういう一面(↓)もあるらしい…(^^)♪

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最後に一つだけ感想を書くとすれば、まだまだ「音楽をナメていたなぁ〜」ということ。

自分なりに、素人レベルではあるが、音楽とは?とか、いい演奏とは?とか、表現とかについて(たまに…)考えてきたつもりであったが、なんだかずいぶんと底が浅かったなぁ〜と思った。

この映画を観て、すぐに何かを理解したという訳にはいかないが、音楽のもう少し深いところを考えてみようと思った。下手な趣味とは言え、せっかくやるのだから、楽しみの質を少しでも高めたいと思う。

終わったあとにもっと観続けていたい、そしてもう一度観たいと思える映画に出会えたことは幸せなことであった。



おまけ:直前にシーモアさんの著書『心で弾くピアノ―音楽による自己発見』を読んでおいたことは、とてもよかったと思っている。

【参考記事】
《つまらない演奏は…?:「心で弾くピアノ」読書感想文その1》
《ピアノの練習とは…?:「心で弾くピアノ」読書感想文その2》
《練習のキモは無邪気さ…?:「心で弾くピアノ」読書感想文その3》










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