ピアノ関連TV予約メモ :ベアトリーチェ・ラナなど ♪

ピアノ関連のニュースをチェックしていたら、「今夜はとことん!ピアノと日本人」という番組を発見。

✏️加藤綾子、NHK初出演で"ピアノと日本人"の歴史探訪「楽しく理解したい」

放送日はまだ先(BSプレミアムで 7月26日 19:30~20:59)だが、ちょっと面白そうなので録画予約を忘れないようにしなくっちゃ ♪

NHKのサイトもチェックしたが何の情報も見つからなかった。記事から推測すると「 元フジテレビアナウンサーの加藤綾子さんがNHKに出る」ということの方が(番組内容よりも)ニュースバリューがあるらしい…?

その辺りにはまったく興味ないが、1時間半番組なので少しは内容のあることを期待したいが…。

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そういえば、あまりに内容がつまらないので最近は見ることをやめていた「ららら♪クラシック」という番組だが、たまたま前回放送?「亡き王女のためのパヴァーヌ」を途中から見たら、少しはまともになっていた(かもしれない)。少し模様替えしたようだ。

今週(6月2日)は「舟歌」特集なので見てみようかと思っている。

チャイコフスキーの「四季“六月 舟歌”」(ミハイル・ヴォスクレセンスキー)、メンデルスゾーンの「“無言歌”からベネチアの舟歌」(アンドラーシュ・シフ)、ショパンの「舟歌」(アンヌ・ケフェレック)などが入っている。

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ついでに他の番組もチェックしていたら、ベアトリーチェ・ラナを見つけた ♪

6月11日の「クラシック音楽館」でピアノ協奏曲 第1番(ベートーベン)が聴ける。4月のN響定期公演のもので、指揮はファビオ・ルイージ。

ベアトリーチェ・ラナは、2011年に18歳でモントリオール国際音楽コンクールで優勝し、2013年のヴァン・ クライバーン・コンクールでは2位となった注目ピアニスト。名前だけは知っているが聴いたことはない。ちょっと楽しみだ。

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「クラシック倶楽部」(BSプレミアム 月曜~金曜 午前5時)で録画しようかと思っているのは下記。

6月12日:アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル シューマンのソナタ
▽幻想曲作品28(メンデルスゾーン)、ピアノ・ソナタ第1番嬰へ短調作品11(シューマン) ▽インタビュー ▽2014年3月19日東京オペラシティコンサートホール

6月23日:深沢亮子 ピアノ・リサイタル

7月5日:曽根麻矢子 チェンバロ・リサイタル
▽バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻から【収録】2016年7月1日(金) 浜離宮朝日ホール

7月6日:サラ・デイヴィス・ビュクナー ゴールトベルク変奏曲
▽ゴールトベルク変奏曲(バッハ作曲・ブゾーニ編曲)、パガニーニによる大練習曲から第1、2、5、6番(リスト作曲・ブゾーニ編曲)【収録】2016年4月1日 京都府立府民ホール・アルティ

7月7日:アンジェラ・ヒューイット ピアノ・リサイタル

7月19日:ボリス・ギルトブルグ ピアノ・リサイタル
▽シャコンヌ(グバイドゥーリナ)、「楽興の時」から第1、第3、第4曲(ラフマニノフ)、ピアノ・ソナタ第2番ニ長調作品14(プロコフィエフ) ▽2015年3月18日トッパンホール







クライバーン・コンクール、Quarter Final へ20人 ♪

クライバーン・コンクールの1次予選(Preliminary)が終わり、第2ラウンド(Quarter Final)に進む20人とその演奏スケジュールが決まった。→「結果のページ」参照。

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結果を見ると、他のコンクールでも名前を見たことのある「常連」組は、ベトソナで事故った Julia Kociuban を除いてはだいたい通過したようだ。(Daniel Hsu、Tony Yike Yang、Rachel Kudo、Alyosha Jurinic 等)深見さんは残念ながら…。

今回、あまり聴けなかったので、どんな感じなのか全体はつかめてないが、何人か聴いた範囲ではいまひとつ…な感じであった。これと言って強い印象を受けたピアニストはいなかった。

ちなみに、直前参加が決まったロシアの Nikita Abrosimov も聴いてみたが、やや乱暴なロシア弾きで面白くなかった。やはり、Quarter Final には進めなかった。突然出場が決まったための準備不足か…?

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一番楽しめたのはアムランの課題曲かも知れない。いろんな弾き方(解釈や演奏)が聴けて、退屈しなかった。

印象に残ったのは、香港の Rachel Cheung。シューベルトやドビュッシーがイマイチな感じだったのが、アムランだけは生き返ったように活き活きと豊かな音楽を聴かせてくれた。「あぁ ♪こんな曲だったんだ!」と思った。

もう一人よかったのは、韓国の Honggi Kim。この人のアムランは、Rachel Cheung の柔らかな弾力のある響きと対極とも言える硬質なキラキラした音。まるでラヴェルの曲を聴いているようだった。

なので、そのあとの「ガスパール」を期待したのだが、これは硬質な音とメロディーだけが目立ちすぎて、やや単調で、あまり好みではなかった。

アムラン自身の選ぶベスト・パフォーマンス賞なんてものがあると面白いのにと思った。作曲者本人のコメントも聞きたいところだ。"the Best Performance of a New Work" という賞がそれに近いものなのかな…?

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…ということで、まだ「お気に入り候補」も「掘り出し物」的ピアニストも見つかっていないので、もう少し人数が絞られるまでは「つまみ食い」的に聴いてみようと思っている。

次は、現地時間で5月29日・30日なので、日本時間では5月30日・31日の0時〜昼過ぎまでということになる。

年齢的に夜更かしは厳しいので、私の聴けそうな時間帯でいうと、5月30日(日本時間)朝9:30〜 Yury Favorin(Russia, 30)、10:20〜 Yutong Sun(China, 21)、11:25〜 Luigi Carroccia(Italy, 25)の3人と、5月31日朝9:30〜 Honggi Kim(South Korea, 25)、10:20〜 Rachel Kudo(CUnited States, 30)、11:25〜 Alyosha Jurinic(Croatia, 28)の3人となる。

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とりあえず、リアルタイムで聴ける分は聴いて、あとはネットの評判などを頼りに録画を聴くことにしよう…(^^)♪







イリーナ・ランコヴァ:弾きっぷりのいい女性ピアニスト ♪

《私の鑑賞スタイル:ピアノ演奏を聴くときのモード?》の記事で「ちょっと『男前』?な演奏で気に入っている」と書いたイリーナ・ランコヴァ(Irina Lankova ↓)であるが、少し他の音源も聴いて調べてみた。

Irina Lankova plays Schubert Klavierstücke D. 946 No. 2 in E Flat
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Irina Lankova 公式サイトがわりと充実しており、YouTube にIrina Lankova チャンネルもあるので、音源や情報は探しやすい。

NAXOS でも Indésens というレーベルから出ているCDが4枚ほど見つかった。そのうちの1枚がシューベルトの "Klavierstücke D946" を含むものだった(↓)ので、聴いてみた。

Irina Lankova Plays Schubert


D946 以外には、ピアノソナタ20番(D959)と即興曲D899-3 が入っている。聴いた印象はまずまずという感じ。

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演奏としては、ちょっと気に入ったのが、実はショパンのスケルツォ2番。ショパンの演奏はいいと思うものになかなか遭遇しないのだが、これは久しぶりにいい感じだ。「お手本」として聴いている D946-2 と同じで「男前」というか、弾きっぷりがいい ♪

聴いていて、ある意味「ショパンらしさ」という名の「耳タコ」がない。とは言っても、中間部はとてもきれいに歌っている。最後まで気持ちよく聴かせてもらった(↓)。

Irina Lankova plays Frederic Chopin Scherzo No.2 Op.31

もう一つ気に入ったのが、やや対象的な静かな美しいバッハ(↓)。曲はたぶん初めて聴くが、どこかで聴いたような気もする。

Irina Lankova plays Bach/Marcello Adagio

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で、イリーナ・ランコヴァ(Irina Lankova)はどんなピアニストかというと…。

1977年9月11日、ロシア生まれ。モスクワ・グネーシン音楽院でレフ・ナウモフ(ゲンリヒ・ネイガウス門下)に師事した。アシュケナージにも習ったことがあるようだ。

Indésens Records から、ラフマニノフ、リスト、スクリャービン、ショパン、シューベルト等のCDを出している。ヴァイオリニスト Tatiana Samouil と組んで、"Caprice"というデュオ・アルバムなども。

わりと活動的な人のようで、いろんな試みもやっていて、公式サイトに紹介ページがある。

"Infinity"
"Piano unveiled"

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この "Piano unveiled" というのはちょっと面白くて、バレンボイムの Barenboim チャネルのように、4〜5分程度のミニレクチャー?の動画を出している。英語とフランス語。こんな雰囲気(↓)で…。

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現時点では4つしかない(↓)が、今後増えていくのかな…?

Episode 1: Interpretation(解釈:ショパン:スケルツォ2番)
Episode 2: Elements(要素:ショパン:スケルツォ2番)
Episode 3: Silences(静寂:バッハ:Marcello Adagio)
Episode 4: Impressionists(印象派:ドビュッシー:月の光)

Episode 2 と 3 がやや面白かった。Episode 1 では3種類の解釈で、スケルツォの出だしを弾いてくれるのだが、分かるような同じような…? まぁ、こちらの聴く力が不十分なんだろう…(^^;)。

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結論としては、今のところ「お気に入り」とまでは行かない「候補」レベルかな…。いくつか聴いているうちに、何となく飽きてくるような気がしてくる。曲によってはなかなかいいのだが…。

で、試しに以前からの「お気に入り」のピリスさんのシューベルト(↓)を聴いてみた。

Maria João Pires plays Schubert - Drei Klavierstücke - D.946

やはり、こちらの方が「鑑賞」モードで聴くときは断然いいと思う。ただ、こんなにきれいな音でこんなに美しく弾くことは、どうやったらできるのか、まったく想像もできない…ので「お手本」にはならない…(^^;)?







私の鑑賞スタイル:ピアノ演奏を聴くときのモード?

ホールでスタインウェイを試弾するときに弾く曲を4曲練習中であるが、その4曲のお手本演奏として、次の4つの音源をときどき聴いている。

Irina Lankova plays Schubert Klavierstücke D. 946 No. 2 in E Flat

Debussy - Suite Bergamasque, I. Prelude

Barenboim on Beethoven "Pathetique" 2nd movement

András Schiff - Bach. French Suite No.4 in E flat major BWV815


バレンボイムのベートーヴェンとシフのバッハは、私の中ではある意味「定番」で、音楽(芸術)として「鑑賞」の対象として聴いてきたもの。

ドビュッシーのベルガマスクは、この「前奏曲」を練習したときに参考(レファレンス音源)として聴いていたもので、弾いているのは 15歳の Konstanca Dyulgerova という女性。

鑑賞というより、自分が練習するための「お手本」として聴いていた。でも、いま聴いても飽きないので、鑑賞に耐えるだけの演奏なのだとは思う。

シューベルトを弾いている Irina Lankova というピアニストは、初めて聞く名前で、今回いくつかの音源を聴いている中で見つけたのだが、ちょっと「男前」?な演奏(女性ピアニストだけど…)で気に入っている。

最初は「お手本」として、分かりやすい気がして選んだのだが、何度か聴いているうちに意外といいかも、と思い始めた。シューベルトの「くどさ」を感じさせない気持ちのよい演奏だと思う。シューベルトらしくないという感想を持つ人もいるかも知れない…。

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で、ふと思ったのは、ピアノ音楽を聴くときに、こちらの聴き方の「モード」も少しづつ違っているのかも知れない、ということ。

聴くことを楽しむ、いい音楽を聴かせてほしいと思いながら聴く「鑑賞」。自分が練習することを想定しながら、たまには楽譜を見ながら聴く「参考視聴」?(お手本型)。

それと、実はいまクライバーン・コンクールのライブ(medici.tv)を聴きながら、この記事を書いているのだが、この聴き方は「探索」型かも知れない。

つまり、お気に入りのピアニストや曲と出会えると嬉しいな…という感じで、やや聴き流しているかも知れない…(^^;)。失礼!→いま弾いているダニエル・シューくん…(↓)。でも「BGM」型ではなく、ちゃんと耳をそばだてながら聴いているので…。


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では、次は Yury Favorin なので、この辺で…。







ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール2017始まった ♪

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールが昨日から(日本時間では今日5月26日の深夜から)始まった。今年は、Medici.tv のストリーミングがあるので楽しめそうだ ♪

ところで、上記の公式サイトへのリンクは "http://www.cliburn.org" を使ったが、サイトが作りかえられていて、ちょっとややこしくなった(↓)。以前の "http://www.cliburn.org/competitions/cliburn-competition/2017-competition/" はなくなっている…。

https://www.cliburn.org/2017-cliburn-competition/
https://www.cliburn.org/page-home-competition-2/

個人的には、スケジュールと Medici.tv(↓)があればいいので、どうでもいいが…。

➡️ スケジュール
➡️ Medici.tv


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現地のフォートワースとの時差は14時間あるので、今この記事を書きながら、現地 5月25日の夜の1人目(Leonardo Pierdomenico)をライブで聴き終わって、2人目の Alina Bercu の演奏を聴いているところ。

Fort Worth → Tokyo
5/25 → 5/26
19:30- → 9:30- Leonardo Pierdomenico
20:20- → 10:20- Alina Bercu
21:25- → 11:25- Ilya Shmukler

下記の写真は、ライブ映像のワンカットだが、クライバーンとはいえ初日のお客さんはかなり少ないようだ…。

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参考までに、第1ラウンドの演奏時間の時差をメモしておく。ちょうど1日遅れの0時から始まる感じだ。

5/26 → 5/27
10:00- → 0:00-
10:50- → 0:50-
11:55- → 1:55-

14:30- → 4:30-
15:20- → 5:20-
16:25- → 6:25-

19:30- → 9:30-
20:20- → 10:20-
21:25- → 11:25-

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ちなみに、日本からの唯一の参加者、深見さんの演奏はすでに終わっていて、録画の音源がアップされているので、あとで聴こうと思っている。

PRELIMINARY ROUND Madoka Fukami

2〜3人聴いた感じでは、課題曲になっているマルカンドレ・アムランの新作 Toccata on "L'homme armé" が結構面白いが、ピアニストによってかなり印象が違う。この曲の演奏の評価がどの程度の比重をもつのか?興味のあるところだ。

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