2006年11月18日

「教育三大問題」に即時取り組みを

いま「教育問題」が大変なことになっている。この問題、前回(11/10)のブログにも書いたが、とても根が深い問題だと思う。

安倍総理にぜひ質したいのは、これまでの歴代自民党政府による教育行政に問題がなかったかどうか、である。義務教育ではない高校のカリキュラムを「指導要領」で縛るべきなのか。仮にそれを認めたとして、時間枠を短縮しながらやるべきことを詰め込んだ「ゆとり教育」という考え方・やり方に問題はないのか。教育現場が崩壊した原因についてどう考えるのか、「教育行政」の責任はないのか。調査・分析・検討をきちんと公明正大に行い、結果を国民に対して示す責任が安倍総理にはあると思う。

それから、そもそも根底には「受験戦争」がある。最近はあまりに当たり前になってきて「受験戦争」という言葉さえ使われなくなってきている。高校生の目標が「いい大学に入ること」であり、いい高校の基準が「いい大学への合格率」であることが、あたかも当然のような世の中になっている。こういう状況をどう変えて行くのかがとても重要だと思う。

こういう問題を軽んじておいて、「私の内閣での重要課題」という教育問題が教育基本法の「改正」で解決する、という態度を取るのは大いなる欺瞞としか思えない。「基本法」より重要な「教育三大問題」=「未履修」+「いじめ」+「やらせ質問」を解決することに全力を注いでほしいと願う。
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2006年11月10日

いじめ問題について

学校内いじめ・自殺の問題は、とても根が深い問題に思える。「いじめ」という病気を治す薬や治療法を見つける、といったレベルの問題ではなさそうである。日本の「世の中」や人間がおかしくなっていることの「発症」の一部であるような気がする。

毎日とんでもないニュースを聞かない日はない。企業の不祥事やウソ、警察官や教師による破廉恥な事件、子を殺す親、責任逃れの鉄面皮、等々。最近では、なんと教育を真剣に考えるべき文部科学省自身が「やらせ質問」という、あってはならない「犯罪」を犯す騒ぎである。日本がおかしくなっている。人間の尊厳とか人間らしい心が軽んじられているような気がする。「美しい国」どころか、とても恥ずべき状況だと思う。

これらは、やはり大人の責任であろう。こういう状況を作ってきた政治をはじめ、社会を構成する大人の責任だと思う。それぞれの立場にある大人たちが、人間として恥ずかしくない生き方を考え直すべきときではないだろうか。企業人は企業倫理という言葉をもう一度噛みしめるべきだろうし、政治家や公僕は崇高な理想や奉仕の精神を思い出すべきだろう。家庭では親子の愛情や思いやりを取り戻したい。教育に関係する人たちは、成長の途上にある子供や若者たちの将来を考え、人間としての成長を促し援助することを真剣に追求してほしい。

とくに教育関係は重要である。しかし残念ながら、今そこにある問題(いじめ問題、受験問題、教育現場や教育者の崩れ等)が十分に分析され対策を検討されているようには見えない。一方では、むしろ問題を助長しそうな教育基本法「改正」が画策されている。子供に対する管理強化で、いま以上に子供を型にはめようという圧力が強まりそうである。(→下記記事参照)

『こうした騒動が起こるなか、安倍総理のもとで教育基本法が改正されようとしています。現行法と改正案をよく見比べてほしい。改正案からは、現行の第6条(学校教育)2項の「学校の教員は、全体の奉仕者である」という言葉がすっぽり抜け落ちている。そして改正案では「子どもに規律を守らせよう」「社会や組織に服従させよう」という趣旨の文言がねちっこく張り巡らされています。もともとは政府と教育者を律するための指針だった教育基本法が、いつのまにか子どもを支配することを奨励する法律に変わろうとしている。
 安倍総理がやろうとしていることは、いじめの土壌となっている学校をさらに管理化させようというもので、いじめをなくすこととはアベコベの方向に向かっています。』
(引用元:http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/alive/news/20061110ddm013100019000c.html
 いじめ・メッセージ/2=ルポライター・毛利甚八さん)

日本の大人の「代表者」である安倍総理が心から教育が重要だと考えるのなら、今すぐに教育基本法の審議を中断し、焦眉の課題に取り組むべきだと思う。焦眉の課題とは、「やらせ質問」や「未履修問題」を生み出した文部科学省・教育委員会・学校関係者等の問題の明確化と対策、教育に関する真のリアルな問題の洗い出し、本当に子供たちの健全な育成を行うための教育環境とプロセスの再構築、などである。人間(日本人)として誇りに思える日本を作るためにも「いじめ問題」は、今の大人たちの全ての英知を傾けるに値する問題であると思う。
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2006年06月10日

「ひらめき脳」

茂木健一郎氏の「ひらめき脳」(新潮新書、2006年4月刊)を読んだ。もともと脳の話には興味があるが、題名からしてよくある「Aha!体験」の話だろうと思って気軽に読んだが、結構面白く考えさせられるところもあった。



気になったところを書き出してみる。※印は感想。

・フロー状態(リラックスして、最大の能力を発揮できる状態)

・創造することと思い出すことは似ている
→※思い出す訓練で創造力が高まる可能性がある?

・一時的記憶から情動系(感情)により選別されたものが長期記憶に移される。そのあと継続的に記憶の「編集」が続き、エピソード記憶が意味記憶に変化する。記憶が編集される過程で新しいものが生み出される。そして、ある条件が整うと(?)ひらめき(創造・発見)につながる。
←※数ページを要約したもの。記憶することや記憶力も創造力を高める?

・「サヴァン能力」(自閉症の子供等が持つ超人的な能力:記憶力や絵による描写力等)
→※異なる能力を持った脳(人)をうまくネットワークすることにより、個々の人間の能力を超える可能性があるのではないか…。未来の人間の進化を予感させる話。

・人生における成熟の一つの目安は、自分ではコントロールできない要素の存在をいかに認めるかにある…。
→※胆に刻んでおきたい。

・幸運は準備のできたものに味方する(パスツール)
Chance visits the prepared mind.

・それまで和気あいあいと話していたのが、一人のとげのある発言で険悪になる。逆に、けんか腰だった会話の場が、思いやりある一言で和む。まさに、会話とは、言葉による「状況の錬金術」のことです。

・他人とのコミュニケーションを充実させることで、自分の脳の中のコミュニケーション(異なる領域の間のかけ算!)も豊かにすることができる…。

・人生というものは、一瞬のうちに風景が変ることがある…。
→※この本を読み終える頃にこのフレーズを読むと妙に説得力がある。そろそろ先の見えてきた団塊世代としても勇気づけられる言葉である。

《参考》茂木健一郎氏の著書
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2006年06月08日

GoogleのWeb型表計算ソフト(2)

使ってみた。

機能としてはいたってシンプルというか、まだまだという感じ。「Limited Test」版なので仕方ないだろう。でも、これがWebで動いていると思うとちょっとした感動である。

一番上に「File」と「Save」ボタン。.xlsと.csvのファイルのupload/downloadができる。その他「Get HTML」というコマンドでHTML形式に変換して表示してくれる。ふだん使っている予定表(.xls)をuploadしてみたが、ほぼ問題なく表示される。ただ、いじっているうちに日付表示や関数の表示結果がおかしくなったりはした。

コマンド(ツールバー)は三つのタブ(Format、Sort、Formulas)で分類してある。cut、copy、paste、undo、redoのボタンは右端に常に表示されている。

「Format」は書式設定である。テスト用という感じの14種の「表示形式」($付数字、小数点以下2桁の%など)と、よくある「B、I、U」とフォント種、文字サイズ、文字色、セル色など。文字の揃えは「上中下」「左中右」の6種類だけ。セルの結合は横方向のみ。あと、行・列の挿入・削除機能、といったところ。

「Sort」は並び替えだが、「A→Z」と「Z→A」のみ。また、ここに「Freeze rows」というのがあり先頭1〜5行をFreeze(固定)できる。エクセルの「ウィンドウ枠の固定」に近い。

「Formulas」では関数の入力ができる。「Sum、Count、Average、Min、Max、Product、more≫」と並んでいて、「more≫」をクリックすると別ウィンドウで関数のリストが出てくる。230個位あると思われる。いくつか試したが一応動作するようである。

以上は基本機能で、これを評価して云々してもしょうがないだろう。ポイントはこれがネット上でブラウザのみでどこからでも使えるということと、「共同作業」がネット上でできるという点だと思う。「共同作業」はまだ試してないが「sharing options」というメニューからメールアドレスで共同作業者を招待することでできるようだ。

「Google Office」が登場するとすれば、共同作業と情報共有をベースとしたコラボレーション環境になると思われる。現状の「Google世界」との連携ももちろん実装されるのであろう。データをすべて一つの会社に握られる、という気持ち悪さのようなものはあるが、それ以上にちょっと面白そうな世界である。

ちなみに、見たところ「NumSum」とは違うようだ。自前開発なのかな…?
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2006年06月07日

「グーグル覇権に挑む」

Web2.0に興味を持ち始めてからは、気になるニュースが格段に増えた。IT系のニュースサイトやブログを読む時間が増えて、頭の中がかなり混雑してきている。「Web2.0 BOOK」を読んでいるおかげで、ある程度は「土地勘」みたいなものができ始めてはいるのだが…。

昨日見つけた特集記事「グーグル覇権に挑む」というのが面白い。

(1)「日本企業、検索冬の時代」に終わりは来るか
http://it.nikkei.co.jp/internet/special/search.aspx?n=MMITbp000026052006
(2)フランスの国産検索エンジンプロジェクト「クエロ」の野望
http://it.nikkei.co.jp/internet/special/search.aspx?n=MMIT06000005062006

グーグル(米国)に制覇された様相を呈している検索分野で、日本や欧州が巻き返しを図ろうとしている、という。

「マルチメディアコンテンツは文化そのもの」であり、その文化の一部を米国に牛耳られてなるものかという思いが日欧にある。さらに、これからはマルチメディア検索である、であれば勝負はこれからだ、動画や音声なら日本の方が得意、といった裏付け(?)もあるようだ。

日本では、経済産業省が昨年末に、検索エンジンに関する研究会「ITによる『情報大航海時代』の情報利用を考える研究会」を立ち上げた。フランス政府は4月末、ドイツと共同で立ち上げた国産検索エンジンのプロジェクト「QUAERO(クエロ)」の概要を発表した。投入金額の大きさ「2億5000万ユーロ(約350億円)」が日本の関係者に大きな衝撃を与えた、といった状況であるらしい。

たしかに、使いやすく精度の高い「マルチメディア検索」はユーザとしては早く実現してほしいと思うものの一つである。しかし、国家や政府主導のものがどこまで「Cool!」なものになるのか、一抹(以上?)の不安はある。また、この記事にもあるように「IT分野で国が支援して成功した試しはない」ということにならなければいいが…。
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2006年06月06日

GoogleのWeb型表計算ソフト

昨日書いた小川氏のブログ(Speed Feed)を見ていたら、GoogleがWeb型表計算ソフトをリリースするというニュースが紹介されていた。少し前に、Ajaxのことを調べていて、Webで使えるワープロのWritelyと表計算のNumSumを見つけて感激したことがあった。しばらくして、GoogleがWritelyを買収したというニュースが流れた。NumSumをGoogleが買収したというニュースは記憶にないが、今回の表計算ソフト(サービス?)の出所はどこなんだろう? 軽く使ってみた限りでは、NumSumはWritelyに比べるとまだ完成度が低いという感じだったのだが…。

これは、巷で噂されるように「Google Office」が実現するということになるんだろうか。そうすると、作った文書がすべてGoogleの巨大サーバのディスクの中に格納されることになるわけで、「1.0」世代の私としては少々不安になってしまう。Web2.0は「ユーザーを信頼する」ことで成り立つ、ということがよく言われるが、ここではGoogleは「ユーザー」ではないと思われる。最近よく話題になる「情報漏洩」など心配になるのは私の無知のせいか? むしろGoogleのサーバの方が普通の企業のサーバよりセキュリティが強固だったりするのかな? 存在する場所も明らかにされてないようだし…。

「Web進化論」によると、Googleは世界中の情報を整理し尽くすというコンセプトで、ネットの「あちら側」に「情報発電所(巨大コンピュータシステム)」を自力で作ってしまった、とのことである。昔、中央の大型計算機にすべてのデータとソフトが入っていて、ユーザーは単なる表示装置の端末からソフトを使ったり情報の入出力をしていた。Googleの「情報発電所」がなんとなくこの大型計算機とダブって見えるのは気のせい?
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2006年06月05日

これはお薦め「Web2.0 BOOK」

読書メモや感想文は読後に書くものだが、この本は読み始めたとたん気に入ったので、まずはご紹介したい。3月にインプレスから出版された「Web2.0 BOOK」である。著者はサイボウズ(株)の小川浩氏と(株)ネットエイジの後藤康成氏。ともにこの業界では有名人のようである(寡聞にして知りませんでした…失礼しました)。

小川氏のブログ「Speed Feed」→ http://blogs.itmedia.co.jp/speedfeed/
後藤氏のブログ「Blogot」→ http://www.blogot.com/



最初の1/3くらい読んでざっと眺めた感じでは、「Web2.0」に関連することが実にうまく整理してある。しかも、初心者にも実に分かりやすく説明してある。一読すると、現在Webの世界で起きていることのおおよその絵がイメージできそうである。

最初にいきなりWeb2.0とは…ということで、
「インターネット上でこの数年間に発生したWebの環境変化とその方向性(トレンド)をまとめたもの」
という説明がある。そして、そのすぐあとに出てくる「気候」へのたとえがいい。気温が下がって海や川が凍結し、それが一過性のものではない継続した寒冷化であることがはっきりすると、「氷河期」と呼ばれる。Webの世界に様々な変化が起こり継続したトレンドができてきた状態、それが「Web2.0(期)」というわけである。

そして、そのトレンドは「Webのネットワーク化、すなわち構造化が進む」こととある。さらに、それを支えるのがXMLであり、Web2.0は「XML濃度が高いWeb」という説明も分かりやすい。少なくとも分かった気にさせる。

Webの中に発信者が増え、それに伴ってデータも加速度的に増え、さらにそれらが相互にネットワークを張りめぐらし、あるいはRSSフィードの流れを生み出し、自然淘汰(?)のようにして意味のあるものが浮きでてくる、それらが自在に組み合わされてさらに新たなものが生まれてくる、というようなイメージ。漠然とではあるが、Webの構造化というものの一端を感じることができた。

断片的に頭のなかに散らばっているキーワードや情報を、とりあえずは整理してくれそうな本である。読み進めていく中で、自分の頭の中をメモにできればと思っている。
posted by Winnie at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月04日

imiネットさんありがとうございます

自慢する訳ではないが、5月14日にこのブログに書いた「小学校で英語教育を義務化??」
http://think-think.seesaa.net/article/17793500.html
が「iMiオぴみオン・フォーラム」で【iMiオぴみオン賞】を戴いた。
http://www.imi.ne.jp/blogs/kuchi/2006/05/post.html

賞への応募を意識したので、一週間近くかけて書いたものである。読み返してみると、言いたいことをいろいろ詰め込みすぎて、文体もどこか力んだ「です・ます調」で、ちょっと気恥ずかしい感じがする。

imiネットさんには、この「Koron」を始めるきっかけを貰ったことと、賞を戴いたことで二重に感謝している。これを励みに、できるだけゴミにならないブログを目指したいと思う。
posted by Winnie at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月31日

「おりこうさん おばかさんのお金の使い方」

題名に惹かれて「おりこうさん おばかさんのお金の使い方」(板倉 雄一郎、幻冬舎)という本を読んだ。軽いタッチの本だが、結構「なるほど」と思わせる部分もあった。

まず、まえがきにいきなり
「世の中のお金の仕組みは、経済的教養の高い人々によってつくられ、経済的教養の低い人たちのお金が搾取されているということです。」
と出てくる。

「経済的教養」という言葉も新鮮であったが、「お金の仕組み」に疎い私としてはちょっとドキッとさせられたフレーズである。どうりで金が貯まらない…。

続いて、「銀行に預金する」ことは「銀行に極めて低い金利でお金を貸す」ことである、という部分を読んで、「そうか、なんで今まで気がつかなかったんだろう」と自分の無知を恥じた次第である。しかしである…。これは感心している場合ではない、と気がついた。

普通は貸す方が力関係からいうと強くて、金利を決めるものではないか。なのに、計算するのがバカバカしくなるような「ゼロ」金利である。一方で、大手銀行も加担している(*)消費者金融の金利ときたら、今どきありえない29.2%といったアコギな金利である。このギャップは何なのだろう? その銀行が軒並み好調などと聞くと腹が立つのは国民として当然だろう。(ちょっと話がそれた…)

* 三井住友はプロミス、三菱東京UFJはアコムをグループ傘下に置いている(らしい)。

いずれにしても、一読するに値する本だと思う。とくに「経済的教養」に自信のない人にはお薦めかも…。

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2006年05月28日

コーチングと質問

コーチングに興味があり、コーチ・トゥエンティワンのメルマガをとっている。
http://www.coach.co.jp/index.html

会社でコーチングを活用できないかと思い何度かトライしたが、なかなかうまく行かない。忙しい仕事の中で、どちらかというと時間のかかるコーチングを適用するには、たぶんそれなりのコツが必要なのだろう。とはいえ、このメルマガは役に立つことも多いので、気に入ったものをここに書いておくことにする。

少し前のメルマガ([Weekly Coach]Vol.348「コーチの舞台裏」)から、質問の仕方についての話。「質問」はコーチングの要(かなめ)の一つだと思うし、ここに書かれている、ある意味「回りくどい」方法がコーチングの特長でもあるのでしょう。

簡単に言うと、「直球の質問」では本当のところを引き出すことはできない。引き出したいことの周辺にある具体的なことを「棚卸し」して、それについてお互いが話すことにより、真ん中の答えを引き出すことが大事、ということ。

例えば、
「価値観を知るのに、直球で『価値観は何?』と聞かれれば、
その人が日ごろ用意している答えしか出てきません」
と書いてある。この場合、
「『あなたのことを周りの人は何て言ってる?』
  『今の会社を選んだ動機は?』
  などと質問し、棚卸しするのが効果的であり、
  そのことについて意識を向け、話すことで、
  そこに反映されている自分の価値観に気づくことができるのです。」
と説明してある。

たしかにそうだと思うが、仕事の中で日頃「直球」質問をしたり受けたりすることに慣れきった身としては、すぐには実践できそうもない。ただ、相手の本音を引き出したい場面ではこういう手法を覚えておくことも無駄ではないだろう。

この手法を、勝手に「probe質問」と命名した。「急がば回れ質問」または「群盲象の質問」というのもいいかな…。まとめると、
《いくつかの関連する具体的な「probe質問」をして、その回答についてお互いに話をし、話の中で真ん中の本質的なところの形を明らかにしようとする手法》
ということになるのかな…。
posted by Winnie at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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