ようこそ/ 選曲のヒント/ 練習/ ピアニスト/ ピアノ曲/ ピアノカレンダー

2017年03月24日

世界の(いくつかの)音楽院のYouTubeチャンネル


数日前にカーティス音楽院のネット活用が進んでいる話をご紹介した。

《カーティス音楽院のサイトでトイピアノの演奏が聴ける ♪》
《カーティス音楽院の音源、デジタル化・クラウド化大計画!》

このときに実は、カーティス音楽院の YouTube チャンネル(↓)もそこそこ充実していることを発見した。

Curtis Institute of Music
CurtisYT.png



そこで、思いつくままに他の音楽院のチャンネルもチェックしてみた。


The Juilliard School
photo.jpg

ジュリアード音楽院:ほとんどが学校紹介みたいな動画。マスタークラスの動画もあって期待したが、ピアノは見当たらなかった。室内楽などのマスタークラスは面白そうなので、ヒマなときにでも見てみるか…。


Royal College of Music
photo-3.jpg

英国王立音楽大学:オーケストラの演奏(ラヴェルの「ダフニスとクロエ」等)がいくつかある。学校紹介の中にマスタークラスの動画などもあり、それなりに楽しめる。下記はラン・ランのマスタークラス。

Lang Lang Masterclass at the Royal College of Music: Rachmaninov's Prelude in G op 32 no 5

おまけ:ラン・ランはインフルエンザのため、ハンブルグに今年1月にオープンしたばかりのElbphilharmonie(エルプフィルハーモニー)ホールでの3月25日のリサイタルをキャンセルしたとのこと。代役はイゴール・レヴィット。


Royal Academy of Music
photo-4.jpg

英国王立音楽アカデミー:ほとんど見るべき動画(聴くべき音源)はない。ちなみに、「王立音楽院」と呼ばれることもあるので紛らわしいが前項とは別。


RCmusic
photo-5.jpg

トロント王立音楽院(the Royal Conservatory of Music):Royal Conservatory オーケストラの演奏(ピアノ協奏曲も)やソロの演奏の音源もあってそこそこ楽しめる。音楽に関する "TED talk" がいくつかあるのが面白い(↓)。

マイケル・ティルソン・トーマス: 音楽と感情の奏でる歴史

ちなみに、ピアノの教育体系の冊子は公開されていて参考になる。

《トロント王立音楽院 RCM のピアノ教育体系 2015年版 ♪》
《演奏のレベル:トロント王立音楽院のピアノ教育体系から》


MoscowConservatory
photo-12.jpg

モスクワ音楽院:それほど聴くべき音源はない。ロシア語だし…。


St. Petersburg Rimsky-Korsakov State Conservatory
photo-11.jpg

サンクトペテルブルク音楽院:モスクワ音楽院よりは少しは音源があるが、ピアノは見当たらず。ロシア語。



まぁ、期待したほどの音源はそれほどないがヒマつぶしにはなりそう。

ちなみに、日本の音大はどうかと見てみたが、残念な状況だ。音楽教育そのものも遅れているようだが、ネット上でも時代に(世界に)ついて行っていないような気がする。

東京藝術大学音楽学部
武蔵野音楽大学
洗足学園音楽大学
上野学園大学







posted by pia at 10:17| Comment(0) | ピアノの話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月23日

ベトソナをピアノ教本にしようと考えた話(畏れ多くも…)


ベートーヴェンのソナタ13番、第1楽章の Allegro 部分で苦労している。アルペジオやスケールを組み合わせただけのものなのに…。

もともと、基礎から練習してきたわけじゃないので「基本」が出来てないことには自信がある…(^^;)?

数年前にピアノの練習を始めたときから「基本練習は曲の中でやる」ことにしていて、今回もこの Allegro 部分は「基本練習」を兼ねて、やや多めの繰り返し練習をしている。

…で、そればかりだと飽きるので、無謀にも、第2楽章の譜読みなど始めてしまったのだが、なんと!2楽章も「基本練習」の宝庫だったのだ…(^^;)!


pianotech.png



第2楽章の「基本練習」要素は、とりあえず3つ(↑)。

三部形式の冒頭、1️⃣は変形アルペジオ、中間部の 2️⃣は(私の苦手な)スタッカートのリズム練習+トリル付き…。最後の 3️⃣は、右手レガート+左手スタッカートに加えて、半拍ズレの練習。

しかも、これらを "Allegro molto e vivace" で弾かなくてはならない。まぁ、しばらくはゆっくり練習するしかなさそうだが…。



実をいえば、今年の目標には、ハノンのような技術(メカニカル)練習も少し取り入れよう、と書いていた。

《2017年 My Piano Life の目標 ♪》
《今年は基本練習も→まずはハノンと付点音符 ♪》



ところが、今年最初に選んだシューベルトのソナタ(14番第1楽章)の「付点音符、オクターブ、トレモロ」の3大課題をクリアするための練習に時間を取られて、とてもハノンどころではなくなったのだ…。

《シューベルトのソナタ14番:練習の登り坂?》

そしてその後、ハノンは復活していない…。



まぁ、しばらくはベートーヴェンのソナタの中で練習させていただくことになりそうだ。

それにしても、ベートーヴェンはやはり天才だ。わりと基本的な音型、スケール、アルペジオ、和音、オクターブなどを組み合わせて、実に見事な音楽作品を作り上げてしまうのだから。

この13番ソナタの第2楽章の最初は、一見何の変哲もないような和音のシンプルな3音のアルペジオの組み合わせだけで、これだけの音楽的な流れが出来上がってしまうのだから、魔法のようだ ♪

ベートーヴェンの天才性はそんなところじゃない!…というお叱りを受けそうだが…(^^;)。



でも私にとっては、お気に入りのソナタを練習しながら、ピアノ教本的な「基本練習」もさせて戴けるという、とてもありがたいことになっているわけなのだ…(^^)。

なので、畏れ多いとは思いつつ、もうしばらくベートーヴェンのソナタ(の一部)をメカニック練習の「教本」にさせて戴くことにしよう ♪







posted by pia at 08:59| Comment(2) | ピアノ随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月22日

カーティス音楽院の音源、デジタル化・クラウド化大計画!


昨日の記事《カーティス音楽院のサイトでトイピアノの演奏が聴ける ♪》で、カーティス音楽院の学生の演奏が聴けるサイトをご紹介したが、そのきっかけは次の記事であった。

Curtis Institute of Music Partners with Preservica to Make Over 90 Years of Musical Artistry Available On-Demand

何とも長いタイトルだが、「カーティス音楽院が90年以上蓄積してきた音源をオンデマンド配信で聴けるようにする(ため Preservica 社と契約した)」というニュース・リリースだ。

"Preservica" というのは、音源をデジタル化してネットにあげて管理し、いつでもストリーミング配信できる仕組みを提供する技術系の会社のようだ。


CurtisCloud.png


記事の中からいくつかメモ的に紹介すると…。

カーティス音楽院の設立は1924年10月。毎年175名の学生が入学するが、純粋に「芸術家としての将来性」(artistic promise)で判断するために、全員!学費は免除されるらしい。

で、その合格率?(acceptance rate)は 4.8% だそうだ。

「全員学費免除」で経営はどうなってるの?と思うが、フィラデルフィアで年間100以上のコンサートを行なっていたり、海外ツアーもあるようなので、そのチケット代が収入源なのかな?



放送したものも含め、1924年以来の録音・録画が残っているとのことで、その中にはレナード・バーンスタインとかラン・ランの演奏もきっと含まれているんだろう。

ソロ、室内楽、オーケストラ、オペラと様々なジャンルの演奏に加えて、マスタークラスなんかも残してあるらしい。これまではテープやCDだったので、制作・管理などが大変だったようだ。

今回、全部をデジタル音源化してネットにあげることにした理由はたくさんあるようで、

・CD制作に手間や時間がかかる
・CDなど物理的なものは劣化・破損・紛失の危険がある
・最近の学生はCDプレーヤーを持ってない

などが挙げられている。最後の理由はナルホド納得である…(^^)。



"Preservica" というシステムは「管理機能」がしっかりしているらしく、音源ごとに公開範囲(アクセスできる人)を決めることができるようだ。担当教官だけとかカーティスの学生だけとか…。

なので、我々一般人がどの程度の音源にアクセスできるようになるかはよく分からない。マスタークラスなどはぜひ見てみたいと思うのだが…。

ただ、昨日の記事でご紹介したように、現在でもコンサートなどの音源を公開しているので、少しは期待できるかもしれない。

ちなみに、"CURTIS Performs" 以外にも、"On Stage at Curtis" というのもあり、こちらは演奏会の様子が出演者のコメントなどを交えて聴ける/見れるようになっている。

日本の音大でもこういう取り組みをやれば面白いと思うのだが…。(あるのだろうか?)







posted by pia at 07:00| Comment(0) | ピアノの話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月21日

カーティス音楽院のサイトでトイピアノの演奏が聴ける ♪


カーティス音楽院のサイトに、在学生(卒業生も?)の演奏会のビデオを見ることができるページがあることを発見した。

CURTIS Performs


カーティス音楽院といえば2015年のショパン国際ピアノコンクールで活躍したケイト・リュウとかエリック・ルーとかが在籍している名門音楽院。卒業生には、ピーター・ゼルキン、リチャード・グード、ラン・ランなどがいる。

これはいいものを見つけた ♪ と思って、どんなピアニストがいるのかチェックしてみた。

…が、その前に珍しいおもちゃのピアノの演奏を見つけた(↓)。曲はジョン・ケージの "Suite for Toy Piano"、ピアニストは Zitong Wang という人。


CageToyPiano.png


トイピアノといっても、高さ20cmくらいのよくあるやつよりは大きい「アップライトピアノ」だ。ステージはこんな感じ(↓)。


toypiano.png


演奏は…よくわからない…(^^;)。



それはさておき、ケイト・リュウの演奏とかないかな…と思って探してみた。

残念ながら、ケイト・リュウは見つからなかったが、エリック・ルーとかダニエル・シューの演奏はいくつかあった。例えば…。

Eric Lu:Beethoven Sonata No. 15 in D major, Op. 28, Allegro

Daniel Hsu:RACHMANINOFF Sonata No. 2 in B-flat minor, Op. 36



ピアノ以外にも室内楽やオーケストラなど、たくさんのビデオがある。

ピアニストは、当然?名前を知らない人が多い(↓)が、この中から未来の巨匠が出て来るのかも…と思いながら聴いてみると結構楽しめそうだ。

Zitong Wang
Chang Yong Shin
Micah McLaurin
Janice Carissa
Bolai Cao
Jenny Chen








posted by pia at 10:45| Comment(0) | ピアノの話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月20日

ベートーヴェン:ソナタ13番、一進一退?


ベートーヴェンのピアノソナタ第13番第1楽章も、約3週間練習してきて、3月いっぱいで終わるとすればあと10日ほどとなった。

1週間前は「少しは方向性が見えて来た」という、ちょっと明るい状況だったが、今回はやや悲観的な近況報告になりそうだ。

というのも、やはり中間 Allegro 部分がなかなかうまくいかないのだ。基礎を積み重ねてきていないことによる「基本技術」のなさが重くのしかかっている感じだ…。



悩んできた指使いについては楽譜の通りにして、教本をやっているつもりで毎日繰り返し練習を続けている。

指で覚えるということについては少しずつ進んでいる感覚はあるのだが、問題はスピードだ。どうやってもある程度(かなり遅い…)以上にテンポが上がらないのだ。無理して上げると、指に力が入ってしまうためかタッチが硬く浅くなって、動きもドタバタしてしまう。

ゆっくり弾いて指の形や動きを確認して、徐々にテンポを上げていくとか、意識して軽いタッチを試してみたり、とか思いつく限りの方法を試しているのだが、なかなか…。



もう一つ、これも「基本技術」の問題になるのだろうが、Allegro 部分の最後の方で♭が3つになったところ(下記楽譜の2小節目〜)がかなり厳しい。


BeethSonata13D3.png


ここも指使いは楽譜に従うことにしている。が、同じパターンの♭がない箇所は比較的スムースに行くのだが、ここに来ると指がもつれてしまう。

もつれの原因は、一つは♭を付けるか付けないかが混乱していることと、白鍵と黒鍵の狭苦しいところでの指さばき?がうまくいかないことにありそうだ。

手の大きなピアニストとか、指の太そうな(マツーエフみたいな?)ピアニストとかはどうやって弾いているんだろう?



いずれにしても、この Allegro 部分をなんとか乗り切らないと話にならない。今週はこの攻略法で頭を悩ますことになりそうだ。



ちなみに、それ以外の部分(Andante 部分)がうまくいっているかというと、実はそうでもない…。

とくに、後半の右手と左手が入れ替わるところ…。入れ替わっただけなのに、なぜか思うような音にならないし、うまく弾けない。謎だ…。

ここは、たぶん練習量としては一番少ない部分になってしまっているので、もう少し弾きこむ必要がありそうだ。Allegro 部分の次に…。







posted by pia at 07:00| Comment(2) | 練習の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする